虫を撮る。

フィールド

メインフィールド

狭山丘陵


 埼玉県と東京都の県境に位置し、東西約11キロ、南北4キロ。武蔵野台地の中に孤立した丘陵地です。青梅街道と国道16号、商業地、住宅地などで周囲の山地から隔絶された緑地となっています。  武蔵野台地からの標高は高いところでも30メートル以下とそれほど高くないのですが、入り組んだ地形で、 比較的乾燥した尾根と湿った谷戸が入り組んでいて、様々な環境を持ったフィールドです。

 丘陵には湧き水による流れが大小合わせて100箇所以上存在していて、中にはアメリカザリガニの侵入していない場所さえあります。
 丘陵の中央には狭山湖と多摩湖という東京都の水源として重要な人造湖があり、東京都水道局により一般の人々の立ち入りが厳重に禁じられています。
 以前は里山としての生態系が広がっていた狭山丘陵ですが、炭焼きが行われなくなり大きくなりすぎたコナラやクヌギと、赤松やモミなどで構成された森です。放置された林床部には常緑低木が茂り、生物の種は減少傾向にあるといいます。
 しかし最近では東京都の公園管理が活発になり、里山ブームも手伝って、徐々に森林の更新や林床整備が進んで、かつての里山の姿を取り戻しつつあります。

 丘陵の東部は西武遊園地や、宅地、墓地等で開発が進んでしまいましたが、西部は急斜面が多いことなどもあり、開発を免れています。私は主に、丘陵の西部、武蔵村山市、瑞穂町、入間市に位置する範囲で 撮影しています。この地をメインのフィールドとして撮影している方も多いようです。